2019年11月13日水曜日

Olympic Games Posters 1972編【LIFE STORE】

こんばんは。
深江橋LIFE STOREです。

11月もそろそろ折り返しですね。
何かもう既に年末感が半端なく、そわそわしてしまっています。


そんなことより!今週は両店舗ともランプの大量入荷WEEK。
LIFE STOREは合わせてポスターや時計もまとめて品出ししている感じです。
Instagramのほうで小まめにUPしておりますのでぜひチェックして下さい。


BLOGでは今週も引き続き、おすすめARTの紹介をして参りますね。
ちなみに前回までの2回も見て下さっておりますでしょうか。

長らくうんちくBLOG担当的な私だったのですが、最近はLIFE STOREの2人が教えてくれる情報も多くて、
頼もしく嬉しく、私もさらに新しいものをお届け出来るよう頑張ろうと背筋が伸びる思いです
ポスターの詳細など色々載っているのでぜひ合わせてご覧ください。

そんな感じで日々皆でアイデアを出し合って、試行錯誤しつつ楽しみながらやっております。
一緒に頑張ってくれる方、引き続き募集中です。

無理やりのこじつけ感が否めないですが(笑)、興味のある方ご応募お待ちしております。







さて。今日のARTは1972s ミュンヘン オリンピックポスター特集。
遂に!まとまった種類をご用意することが出来ました💪

個人的には特にこの1970sものが大好きでして🤤🤤
72sも76sもキャッチーでデザイン性高いものが非常に多いのです。

(過去Blogにもちらっと載せてますので気になる方はこちらからどうぞ)



全部書けるかな??💦
一点ずつ紹介していきますね。


1作品目。
R. B. Kitajという画家が手掛けた作品です。

単純にデザインが好きなだけ、っていうのもあるんですけど
何かメッセージ性ありそうやなぁと興味があったので色々調べてみたんです。


深く考えたこと無かったけど、オリンピックってその年の世相がすごく反映されているんですね。
1972年ミュンヘンの時も開催前に色々あったみたいです。
ユダヤ人とか人種差別的なこととか。
その辺の歴史的な知識があれば、もっと詳しく説明出来そうなんですが、
よく分かってないので変に書かないでおきます。。

そういう背景もあってかこの年のオリンピックポスターって出回っている数が少ない?そうな。
さっき書いた人種差別的なこと以外にも、大きなテロ事件があったみたいで、
破棄された数が多い?のか元々少なかったのか定かではないのですが。。




で、このR. B. Kitaj氏もユダヤ人のルーツを持つアメリカ人なのだとか。
Youtubeに彼の作品の展覧会の様子がアップされていたので興味ある人はぜひ。
やっぱりとてもタイプでした。








2作目。
イタリアの彫刻家Marino Marini氏の作品。
馬と騎士の彫刻が有名なアーティストです。



日本でも有名な方なんですかね??
調べてみたら専門書もいくつか発売されているみたいでした。








3作目。
こちらはドイツの彫刻家 兼グラフィックアーティストPaul Wunderlich氏の作品。
官能系の作品を得意とする人だったみたいです。


他の作品見てみると、グラフィックも結構独特。
ちょっと毒っ気があって可愛らしい感じ。










4作目。
オーストリアの画家Oskar Kokoschka氏の作品。
グスタフクリムトと並ぶ、近代美術を代表するアーティストみたいですよ。






5作目。ガラっとテイストが変わります。
ドイツの画家Otmar Alt氏の作品です。

ドイツを代表する有名なデザイナーでもあるらしいのですが、ご存知の方いらっしゃいますか??
置物や食器とか、雑貨も色々デザインしているみたいですので、
北欧ヴィンテージに詳しい方は知っているのかな??

公式サイトがあったので貼っておきますね。可愛らしかったです。
興味ある方はどうぞ http://otmar-alt.de/









6作目。
スコットランドの画家 Alan Davie氏の作品です。




音楽家でもあったらしく、だからかは分からないのですが
どの作品も踊り出しそうなポップな描写が多くて見ているだけで楽しくなりました。



こちらもYoutubeに作品集があったので貼り付けておきますね。









7作目。
イギリスの画家、Richard Smith氏の作品です。

原版ではフラットなポスターでは無く、表彰台部分は紙を貼り合わせて立体的に作られているみたいです。
こちらはプリントものになるのでフラットタイプ。

表彰台の上に広い緑が広がっているような絵は、
スミスが思い描くオリンピックの色彩とイメージで描いたデザインなんだとか。


海外ですが、特集されているサイトがありましたのでリンク貼っておきます。
抽象アート的な感じでとっても好みでした。
https://www.flowersgallery.com/ex








8作目。
イタリアの画家Piero Dorazio氏の作品。
抽象アートを得意としていた方だったみたいです。

新体操をイメージして描かれたとかなんですかね??
リボンテープみたいなデザインが可愛らしいですよね。
他の作品を見ていても、線をベースにして描かれたアート作品が多かった印象です。







9作目。アメリカのアーティスト Tom Wesselmann氏の作品。
これも単純に見た目のデザインが好き!です。



他にどんな作品があるのかなーって見てたら色々可愛かったです。
絵画とアクリルスカルプチャーを混合したコラージュ作品とか、ポップアートなグラフィックとか最高でした。
作品集買おうかなぁ。気になります。









ラスト10作目。
こちらは以前にも紹介しました、ドイツの芸術家Horst Antes氏の作品です



この横顔がアイコンなんですかね??ほとんどの作品がフェイスモチーフでした。
でもどれも違って独創的で面白い!



グラフィックアートだけでなく、こんな感じでパブリックな彫刻作品も沢山手掛けていたみたいですよ。




いかがでしたでしょうか。

1972年のオリンピックポスターは、28人の著名アーティストに依頼した4部門制作品で構成されていて、
今回WANTがご案内した作品たちは、全てアートシリーズエディションという枠のものになります。

このアート枠、1972ミュンヘンからスタートしたシリーズなんです。
他の部門よりとても少ない生産量(原版は200部限定、公式マーク付きのプリントも
数千部とからしい)なのでなかなか手に入らない貴重なアイテムだと言われています。


明日から店頭/ONLINE共に10作品まとめて入荷です!
ぜひぜひご覧下さい。

よろしくお願いします。

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WANT ANTIQUE LIFE STORE
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