2018年6月11日月曜日

WANT的、年代別で見るディティール特集

こんばんは。

今日は久しぶりにLIFE STOREに居ました。
LIFE STOREは服が汚れないので、お洒落を楽しめるので、好きです。


最近はスタッフも増えてきたと事もあり、1人1人、細かく教えるのは時間が足りないし、
一気に全員に情報共有できないかなと思っていて。
資料でも作ろうかなーと思い、作業をしていたのですが、
どうせ資料として残すのであれば、ブログで公開して、アーカイブ的にスタッフとお客様にも見て覚えてもらえればなと思い、

WANT的、年代別で見るディティール特集をしていきたいと思います。


よく00’s-00’sとかの表記があるのですが、高級メーカーとかの物だと、パテントナンバーや品番などで、製造年月日、場所まで特定出来るのですが、マニアックな物など、
ハンドメイドものなどはなかなか年代の判別が難しくどうしても、幅広い表記になっています。




例えば50’s後半(1957年製造)のものと60’s前半(1960年製造)の物のディティールが似ていたり、40’sのディティールを1970’sで復刻して使用していたりとなかなか奥が深く、面白い部分をご紹介出来ればと思います。
そこに歴史的背景などもブラス出来ればなぁと思っていますが、どこまで出来るか分からないチャレンジブログです。
(結局勉強不足で、そこまで組み込めなかった)




あくまでもWANT的にアメリカのディラーなどと話していて感じたことなどを加味した、超個人的な選別での紹介です。
アメリカ人にもよくわかるね!とかExactly!!!(その通り!)とか言われるので
大丈夫だと思いますが、
あくまでも参考までにご覧ください。



それでは行ってみましょう!
・1880-1910’s頃までのディテール

まずこのディテールの特徴として、アールヌーボー的な、少しヨーロッパっぽい装飾が入ったものが多く見られます。

鋳物のブラック鉄の物や、ロココ調の物、細かい彫りの装飾の入ったものが多いです。








↑この辺のアイテムはもっと古い可能性も高いですが、勉強不足なのと、現存するものがすくなすぎて、細かく細分化することができません。
1780年代の同型のレジなどもありますので、一概には言えませんね。


・1920-40’sのディティール
この辺からアールデコの直線的なデザインが増えてきます。



この辺りでも鋳物の鉄を使用したものも多いですが、パイプを使った椅子やシルバーの重厚な鉄などのデザインも出てきます。

 アールデコシャンデリア


これは↓20’sも入ってそうな30-40’sデザインです。


すいませんこの年代のアイテムが少なく参考画像がすくなかったです。
SOLD画像から引っ張って来たのですが、
この直線的なデザインお分かりいただけますでしょうか?
真鍮の取っ手と引出しサイドの直線的な装飾です。




.1940-50’sのデザインディテール。
この辺りからアールデコが少し混ざったアメリカンダイナーなデザインなど。

個人的な主観ですが、アメ車のハンドルのような、シルバーに直線的なデザインが多いイメージです。




↓この辺もほぼ50年代ですが、40年代後期も少し感出るかなぁと言った主観的イメージ。




・1950-60のデザインディティール
MIDCENTURY(世紀の真ん中)と呼ばれる人気の高いデザインには入っていきます。

50年代前期は幾何学やデザインや、ロカビリー50’sと呼ばれる(エルビスプレスリー)、ブラックパンサー、オリエンタル、アジアンデザイン、黒人モチーフが多くなるにつれ、















50年代後期から60年代まで、宇宙へのあこがれから、スペースエイジデザイン、アトミックデザインなどに流行りは移行していきます。








・1960-70’sのディティールデザイン
スペースエイジからレトロポップ、ベトナム戦争の反戦運動から、ヒッピー文化や、ドラックカルチャーなどのカラフルなデザインや、スタンリーキューブリックの映画に出てきそうなデザインのアイテムなどのPOPなアイテムが主流です。











・1980’sディテールデザイン
今ふつふつとスタンダードになりつつあるジャンルで、スペースエイジ、レトロPOPと直線と円とカラフルなイメージを合わせたポストモダン(モダンの終わり)と呼ばれるデザイン。アメリカヨーロッパなどでも、希少価値はどんどん上がっており、取り扱いも難しくなっているジャンルです。
特にメンフィスデザインと呼ばれる人たちのオリジナルアイテムは元の販売価格も恐ろしい額の物も多いです。


この円と直線的なデザイン。
80年代ならではです。

スペースエイジにも相性が良く、現代モダンな家具などにも入れやすいお勧めアイテムです。これが意外と見つからないのです。


このカラフルと、曲線と直線の80’s感。





90年代以降はまだ取り扱えていないのですが、5年後、10年後ヴィンテージ家具としての価値も見出されててくると思います。





WANT両店ではこのような、年代、カルチャーなどを理解した上で、あえて年代の違う物などをミスマッチディスプレイをしたり、あまり年代も気にせず店頭に並べています。

あくまでも、感覚で欲しいと思って、購入してもらえるのがうれしいのですが、今日説明した様な、バックボーンや年代などを把握したうえで、ミスマッチコーディネートを楽しむのも粋な楽しみだと思っています。






実は途中で断念したのですが、まだまだ書きたい事も沢山ありました。
ですがまだまだ長くなりそうなので、今日はこの辺で。


今月は深江橋LIFE STOREに立つことも多いので、是非ご来店下さい。
最近めっきりスタッフにお願いしていた接客も頑張っていきますので、
宜しくお願い致します。


---------------------------------------------------------
WANT ANTIQUE LIFE STORE
〒537-0001  / 大阪府大阪市東成区深江北2-10-4
Open/12:00-20:00  定休日/年末年始のみ
TEL&Fax / 06-4308-4448
MAIL / info@want-antique.com
WEB / http://www.want-antique.com/ 
---------------------------------------------------------
---------------------------------------------------------
WANT ANTIQUE EAST STORE(倉庫店舗)
〒578-0922/大阪府東大阪市松原1-12-21
オープン/ 13:00〜19:00
※コンテナ入荷の都合により1週間程お店を閉める場合があります。
ご来店前にお電話にてご確認下さい。
TEL&Fax / 072-961-6020
MAIL / info@want-antique.com
WEB / http://www.want-antique.com/           
-------------------------------------------------- --------
★スタッフ募集も宜しくお願いします★
【 株式会社want antique スタッフ募集】
雇用形態 : 社員又はアルバイト
年  齢 : 20歳~
性  別 : 問いません
勤 務 地 : 大阪市東成区深江北2-10-4 又は東大阪市松原1-12-21
勤務日数 : レギュラー週5~6日 (週2.3の短時間でも可能です。気軽にご相談ください)
時  間 : 11:00-20:00(入荷や納品の際は残業あり)
給  与 : 月給19万~32万/ 時給910円~(研修期間3ヶ月。経験者は考慮します)
昇  給 :必要に応じて
有  給 :年10日間
業務内容 : アンティーク商材のリペア、電気系統の再配線、木製家具の剥離、塗装、クリーニング、WEBSHOP運営、商品の梱包、店舗接客、他。
必要資格 : 自動車運転免許(電気工事士、施工、建築等の経験がある方は優遇します)
応募方法 : TEL06-4308-4448 又はinfo@want-antique.com までご連絡の上、店舗まで履歴書を郵送ください。(書類の返却は致しません)

※性別は問いませんが、ポジション的にリペア、梱包、配達、加工など手が傷だらけ&服が汚れる作業ですので男性の方のほうが向いてるハードワークです。女性でも進んでやってもらえるなら大歓迎です。

何か要望がありましたら相談の上 出来るだけ寄せるつもりです。


0 件のコメント:

コメントを投稿