WANT ANTIQUE inc.: Budyy Leeのご紹介【LIFE STORE】

こんばんは。

深江橋LIFE STOREです。

本日は定番人気ではありますが歴史が長く世界中にコレクターさんの多い''Buddy Lee''のご紹介です。

いつも買い付け時に出会えば仕入れてきているBuddy Leeですがそもそも買い付け時出会う確率がとても低い希少なコレクタブルアイテム。

ですが、、、

見て下さいこの数。
この一枚の画像だけでも目の抱擁になるくらい。

これだけ在庫があるお店も今は少ないんじゃないでしょうか。
日本で見かけてもNot For Sellで買えなかった。なんてよく耳にします。

安心してください。
WANTではすべて販売していますのでいくらでもお問合せ下さいね。

さて、まずは軽くBuddy Leeの歴史を。

1919年にジーンズで有名なLee社が、販売促進用に考案して作ったフィギュア。

オーバーオールやダンガリーさらにはリー・ライダース101などを実際に着せた本格派な仕様になっており、作られた年代によって当時主流の素材を使っていたり、表情やシルエット、ディティールの細かい違いがあったりとコレクタブルするのには十分な要素が満載ですね。

中でもやはり古いものは高価です。

↓の画像の物が1930年代の2体。

素材はおかくずや紙を混ぜて作られたコンポジション素材。
コンポジション素材はプラスチックなんかよりも壊れやすい為存在自体が少ないというのも希少な付加価値。

30年代の中でも前期・後期があります。

奥の物が前期になります。

乳首、おへそ、膝がうすピンクに色付けされていて(服脱がすのが怖かったので画像が無いですすいません。。。）

髪の色が赤毛、まつげが強調され、ほっぺが赤く色づけられています。

後期の物は髪の毛が黒くなり身体、顔の色付けがなくなります。

手も1920-30年代のBuddy Leeの見分け方として指が曲がっているかいないか、お腹がポッコリ出ているかいないか。

シルエットだけでも十分見分けられるのも心燻ぶられます。

デニムのステッチも３０年代から４４年頃まではリーバイスのような

アーキュエイトステッチです。

アーキュエイトステッチは現在Levi’sが特許を持っているのでレプリカすら作れないんです。

この時代のBuddy Leeはデニムだけでも価値があります。

４０年代中期からはリベット付きレイジーS。
現行のBuddy Leeはリベットが無くなります。

コンポジション素材で作られていたのは1948年まで。

そこからは今のBuddy Leeと同じプラスチック素材に切り替わります。
プラスチックに切り替わったタイミングで背中にBuddy Leeと入ります。

後は眉毛、まつ毛、髪の毛の濃さが変わってきます。

WANTにあるものは30’sが2体、後は50-60年代の物になるのですが
先日新商品として入って来た初めて見るタイプのBuddy Lee。

女性かなとも思っているんですが中々情報がキャッチできず。。

ただ帽子にベルトにタグとフル装備。最高じゃないでしょうか。

デニムの感じからすると1950年代かと。

そして一番の特徴は目のタッチがとてもきめ細やか！リアル！ちょっと怖い！

Buddy Leeの目は基本野暮ったいんですが、リアルな目デザインは初めて見ます。

口紅も塗ってる。。。

フル装備は4体揃っています！

探している方も多いと思いますのでお早めに。。。

恐らく相場は10万円くらいかと。

ボタンも20-50年代までがロングLで60年代以降は今現在のLeeデザインになります。

お次はタグ。

オーバーオールのバックに付けられたタグ。

基本20-50年代は右側のハウスタグになり60年代以降はハウスがなくなりシンプルなLeeタグになります。

ハウスタグの方はLeeの下にある文字で年代が変わってきます。

20年代はTRADE MARKが入り

30年代はREG.U.S.PATに変わります。