東大阪EAST STOREです。
本日は少し前にHPにも掲載した、1920-40's アーチショーケースのリペア作業の様子をご紹介します。
特に見た目は問題ないのですが。。
背面の扉が欠損しているので1から作っていきます。
まず初めに、扉をはめ込む部分を綺麗に均していきます。
ちなみに作業前の写真を撮り忘れたので写真は削り終わったものになります。
鉋などを駆使して削ります。
仕上げはサンドペーパーで番手を上げていきます。
意気揚々と店内で始めたこの作業。
見ての通り木くずが凄く、掃除も大変で後悔しました。笑
続いては扉本体に取り掛かります。
採寸して枠組みにハマるようにカットします。
丸のこでカットします。
体が粉まみれになるのであまり使いたくはないのですが、
作業時間短縮のためには仕方無いですね。。
機械を使うと早いですね。
カットが終わったら切り口を整えます。
ある程度形が出来たのでフレームにはめ込んでみます。
奥の方は綺麗にはまったのですが、手前の方が若干サイズが合わず。。
古い物でフレームも多少歪みがあったりするので、
扉の方を削りながら微調整していきます。
調整も終わり綺麗に収まったので次の工程へ。
フレームの色味と合わせる為オイルで着色します。
オイルを入れて乾燥させてを繰り返して徐々にフレームの色味に近づけていきます。
色味も調整が終わりました。
エイジング加工などはせず使いこみながら風合いが出しやすいように、
あえてコーティング無しで仕上げています。
次の工程は蝶番の取り付け。
ビスの位置を確認して、ビスの取り付け穴をドリルで開けていきます。
3ヶ所取り付け完了!
ここまでくると仕上がりが見えてきました。
楽しくなってきて時間を忘れて作業してました!
お次はノブの取り付け。
位置決めをしたらドリルで穴をあけます。
穴を開けた段階で写真を撮り忘れたのでいきなり完成図です!
ゴールドのくすんだ風合いが良く合ってます。
丁度良いマイナスネジがあったので取り付けてます。
扉を閉めた時内側に入り込むのを防ぐために木でストッパーを制作。
こちらのパーツもフレームに合わせて着色します。
こちらは接着固定。
全工程(3日間)が終了しました。
作業が進むにつれて完成図を想像しながら、楽しみながら作業が出来ました。
アメリカでもそうそう見つからないヴィンテージ ショーケース。
ウッドフレームにメタルカバーが施されています。
前面がアーチ状になったタイプで、結構仕入れが難しいアイテムです。
飾ったものが見やすいお勧めポイント!
背面も違和感ない仕上がりに〇
商品の出し入れもしやすく、使い勝手も良いです。
古い物のパーツを新しく作るとどうしても新しさが出てしまうのですが、
違和感なく仕上げることが出来ました。
使い勝手も良く、ショップ什器としてもお勧めの1台です!
店頭にはリペア待ちの商品もございます。
スタッフまでご相談頂ければ仕上がりなどのお話をさせて頂きますので、
お気軽にお声掛け下さい。
それではまだまだ作業が溜まってますので本日はこの辺で。
明日もご来店お待ちしております。
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