2019年8月22日木曜日

Movie and Interior【LIFE STORE】

こんばんは。

深江橋LIFE STOREです。

本日は最近気になっている映画紹介から行きたいと思います。

NYの伝説の5つ星ホテル、
「ザ・カーライル ローズウッド ホテル」について描いたドキュメンタリー『カーライル ニューヨークが恋したホテル』が2019年8月9日から公開されたと聞いて是非見に行こうかと考えています。

世界中のセレブたちが愛し、名だたるスター達が幾多の逸話を残していることから、ニューヨーク・タイムズが「秘密の宮殿」と呼んだ伝説のクラシックホテル。

ジョージ・クルーニーやソフィア・コッポラ、ウェス・アンダーソンをはじめとする総勢38名のスターたちが、カーライルに眠る歴史的な秘話やその魅力を教えてくれるそう。

1泊200万円もするスイートルームがある超高級ホテル。凄い。。。
その顧客には、英国王室や歴米大統領、映画スター、アスリートにミュージシャンと各界セレブたちが名を連ねるみたいですね。

一部耳にした内容では

ある日、ダイアナ妃とマイケル・ジャクソン、スティーブ・ジョブズがひとつのエレベーターに同乗したそうなんです。全員が黙ったまま気まずいひとときを過ごしていたところ。ダイアナ妃がビート・イットを口ずさむなんてことが起こったりだとか
そんな偶然起きる?みたいな秘話が知れたりと個人的には興味深い!





興味深かったのはウェス・アンダーソン監督が『グランド・ブダペスト・ホテル』の参考にしたと聞いて見に行ってみよう!と思ったのが始まりです。




軽快なストーリー展開と独特の世界観で、日本でも人気の高いウェス・アンダーソン監督の映画 The Grand Budapest Hotel

ドイツとポーランドの国境に近いゲルリッツという街が撮影の舞台で
架空の国「ズブロフカ共和国」を舞台にしています。
“伝説のコンシェルジュ”とベルボーイが殺人事件に巻き込まれ、
波乱を巻き起こすというミステリー・エンタテインメント。

豪華俳優の出演でも話題になりましたね。

2014年アメリカ映画。

1930年代のストーリーがベースになっていて1960年代に昔話の様に語り進められる流れ。3部構成になっています。

先日自宅で鑑賞したんですがインテリア素敵でいくつか写真を残しました。


WANTで働き始めてからインテリアを通じて映画鑑賞をすることも増えましたね。


インテリアのスタイリングは、主人公のキャラクターや時代背景などを表現するポイントだと思いますが
この作品はインテリアから意味を見出そうとする見方ではなく、それぞれのシーンを映像の美しさとして楽しむといった感じだと思います。

始まりからインテリアのセット、ファブリックの柄に目を惹かれます。
1980年代、作家の語りが始まります。






60年代はプラスチック感のあるオレンジやグリーンのイメージでセットを組んだそう。
   




ホテルロビーの解放感あるセット。
凝りに凝ったセットや特徴的なカメラワーク
ウェス・アンダーソンとすぐわかるほどの世界観です。



ドイツ中を駆けずり回って集めたという東ヨーロッパ物の自動販売機が並ぶコーナー。









ラタンデザインの家具もちらほらと登場します。
アメリカ映画を頻繁に見るんですがラタン家具は生活の中でポピュラーなアイテムなのかもしれません。
職人さん達が一つ一つ手作りしているという点で魅力的なアイテムだと思います。
ラタン製品は機械では作れないんですね。

↓↓現在は取り扱い商品が少ないですがWEB掲載中アイテム↓↓
rattan furniture






個性的な登場人物にどこかオフビートな物語展開。


色使いや柄物の合わせ方など勉強になりました。
















1968年の語り手の作家(ジュード・ロウ)ともとベルボーイ現ホテルオーナーゼロ・ムスタファとの食事と回想シーン。














そして語りが始まり1932年の映画本編へ。



パステルカラーのお菓子っぽいイメージのセット。
このトランクセットは全てプラダなんだとか。






アールヌーボー様式で彩られたセットにデザイン。






真っ赤な四角い空間のエレベーターボックスに紫の制服を着た従業員の並び。
ビビットな色使いの構成していることで、まるでおとぎ話の様な架空な世界感が強い。
アールヌーボーデザインのアンティークセットにも目を惹かれます。



サインや照明、細かい部分にまでアールヌーボー様式で19世紀初頭の雰囲気。






スタッフルームでのミーティングシーン。
WANでも人気のシザーランプが登場します。






現在は一点のみの取り扱い。
↓↓HPでも掲載中です↓↓
1950's Vintage Scissor Arm Bracket Lamp



伸縮が可能なシザーアーム。
スチール素材の、艶やかなゴールドカラーが上品なカラーリングです。



シェードの角度調節も可能で、卓上でスペースを取らず、デットスペースでお使いいただけますし、デスク上にディスプレイしてもをすっきりとお使いいただける作りです。
ベースも方向が自由に動かせる利便性の高い一点。
パンチングデザインが入った50年代特有のディティールが施されたシェードデザイン。

薄っすらと漏れる光が雰囲気の良いデザイン。



ドイツのドレスデンの旧百貨店をロケ地に利用したホテルは、シンメトリー空間で、長い廊下の赤い絨毯模様とそれに合った天井の額縁模様(※ヨーロッパの建築様式では、床・天井のデザインが上下対称みたいです。)






ナチスドイツを思わせる団体に兵舎としてホテルを強制的に奪われます。アールヌーボーデザインのホテルカウンターや、柱の上にナチスを連想させるシンメトリー柄の旗が棚引いてあったりと目が離せません。


どこをとってもシンメトリー空間。








フェイクボーンデザインの背もたれ?デザインベンチ。どうなっているのやら。



アメリカ映画によく登場するバンカーズランプ。などなど

細かい部分まで探し出すとまだまだ見つかりそうですね。



こちらもアンダーソン監督作品。
「ムーンライズ・キングダム」

アンダーソン節の溢れた凝りに凝った細部のデザインに、まったり、のんびり、なんともとぼけた構成、展開。

今作の舞台は1965年、米ニューイングランド沖にある小さな島です。
12歳のサムとスージーの恋の逃避行が描かれている作品。



物語はミルクガラスランプの映像から始まります。

アール・デコのしなやかなフォルムが印象的なミルクガラスシェード。
スクールハウスライトと呼ばれたりもして、建造物で多く使われている人気のあるデザインです。

↓↓WEB掲載中↓↓
milkglass pendantlamp



大判のアーミッシュラグ。なかなかここまで大きいと珍しいですね。




女性が真似したくなる、スージーの実家の一部屋。可愛らしい。




アメリカで戸建の場合、道路から玄関までが離れていることが多いので郵便受けは道路に近い場所に設置されているのがほとんど。



WANTでも取り扱いがあります。
↓↓WEB掲載中↓↓
U.S.MAIL POST



ミッドセンチュリーモダンな家具にアンダーソンの特徴でもある左右対称の構成。




衣装やセットなど、アンダーソンのこだわりが光るディテールが随所に散りばめられた作品です。
ブルース・ウィリスやエドワード・ノートンなど豪華俳優陣。







個性的な登場人物にファッションにも監督の拘りのポイントが。










メイクルーム
こんな感じのゴリゴリしたハリウッドランプはWANTでも見かける事は少ないです。。。
実際にこんな感じで囲われたデザインの物もあるんですね。
今でもアメリカのメイク室のミラー周りでも使用されていたり、映画等でもよく見かける、人気のハリウッドランプです。






店頭でも人気のハリウッドランプが素材や灯数などお選びいただけるバリエーションで揃ってます。是非お選びにいらしてください。



↓↓WEB掲載中↓↓
Hollywood lamp


最後にウェス・アンダーソンがデザインしたカフェバー「Bar Luce」がイタリア・ミラノにあるそうなんです。
ピンボールやジュークボックスなどが設置されていて。50年代、60年代のポップアートから影響を受けてデザインされたという内装がお洒落で、ファンにとってはたまらない場所。






JUNKにはなりますがWANTでもピンボールマシンの取り扱いがあるので是非。
WEB掲載ページ




 映画中心の紹介になってしまいましたね。。。すいません。

でも映画を通してインテリアを興味を持ったり取り入れてみようかなと感じてもらえれば嬉しいです。
参考になる組み合わせだったり自分では思いつかない発見があって面白いですよ。

反響があればまたブログで紹介させて頂きます。

それでは本日はこの辺で。

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