2019年6月18日火曜日

Alexander Calder特集【LIFE STORE】

こんばんは。


深江橋LIFE STOREです。


本日は纏まって紹介したい商品がありましたので特集です。


では早速、



”モビール”



というジャンルは日本でもポピュラーなインテリアとして親しまれています。

本来の”モビール”は芸術作品であり、創始したのがアレクサンダー・カルダーという彫刻家。

「モビール」とは、フランス語で「動き」と「動因」の両方をかけあわせた造語なんですが、実はこれを命名したのがカルダーのアトリエでこの作品を見たマルセル・デュシャンだったそうです。

そもそもカルダーが動くアートを思いついたのは、自身の初期作品である針金製の人形を使った「サーカス」シリーズを作った時に、人形のいくつかを糸でぶら下げたことがあり、それを空気の流れで予測不可能な動きをするというデリケートな抽象彫刻へと発展させていきました。

優れた作品をいくつも残しただけでなく、重力自体をデザインに取り入れるという
新しい境地を開拓したアーティスト。



"Alexander Calder"





カルダーは1898年にペンシルヴァニア州にあるフィラデルフィアに生まれます。

画家のナネット・リーダラー・カルダーと彫刻家のアレクサンダー・スターリング・カルダーの間に生まれました。祖父アレクサンダー・ミルン・カルダーも彫刻家です。祖父も父も著名な彫刻家だったそうですね。アーティストの家系。

しかしカルダーは工科大学に進み機械工学士を取得します。

卒業後は様々な仕事に就きますが、続かなかったようでニューヨークに戻りデザイン教室に通います。


1923年にはアートスチューデントリーグに入学し、1925年に卒業をするとイラストレーターとして働きます。


1926年にパリに住み始めたことをきっかけに針金彫刻を始めたそう。



1930年から抽象画にも取り組み1970年代以降まで絵を描き続けます。


1932年にモビールを発表、パリのギャラリーで展示されました。


このモビールという言葉は本来カルダーの彫刻作品を指す言葉だったそうで
古くから彫刻は止まっている物だったところを動く物にした事でカルダーの代表作となりました。


さらにスタビールを手掛けイームズハウス内に展示された事もあります。


ちなみにですが名古屋市立美術館内にある白川公園には
1969年に彼がデザインした「ファフニールⅡ」が展示されています。


この大きなオブジェがカルダーの作品。





大阪にも彼の作品が、国立国際美術館内に展示されています。

1898−1976年の作品「ロンドン」



壁面にはJoan Miro
1893−1983年の作品。万博のガス・パビリオンに展示されていた「無垢の笑い」です。




あまり知られていませんがカルダーはファッションの分野においても素晴らしいジュエリー作品を残しています。


1920′~

















ごく一部ですが探し出すときりがないのでこの辺で!

どれもパワフルなデザインで気になるー!!
個人的には店に並べたいくらい。。。


カルダーのジュエリーの本もあるそう、見つけたら購入したいなーと思います。



ゲットしたらまた紹介させて下さい!



その他にも幅広い分野で活躍しています。


1973年にはアメリカの航空会社「ブラニフ航空」に依頼され、
Flying Colors(空飛ぶ色彩)と呼ばれる塗装をダグラス DC-8に施しました。

1975年にもアメリカ建国200年を記念してボーイング727にペイントをし、2機目の「空飛ぶキャンバス」を完成させました。

芸術的なペイントは大きな注目を集めたそうです。







彼の自由な発想力、想像力はドローイング作品などにも、
鮮やかに表現されています。

素晴らしい作品が多いです。

彼の作品は非常に豊かな色彩が特徴ですが、もう一つ、「モビール」がうまく表現されていて、彫刻以外でも「動き」というのもカルダー作品の大きなテーマになっているみたいです。

さて、新入荷商品です!順に紹介していきますね!




1954年に行われた、モビール展のエキシビションポスター。
パリのマーグ画廊は、エメ・マーグとその妻マルグリットによって第二次世界大戦終結直後の1945年に設立。現代美術を取り扱うギャラリーですね。






”Stabiles” こちらは1971年マーグ画廊で開催された際のエキシビションポスター。







こちらも1971年にマーグ画廊で開催されたエキシビションポスターです。



 1928年にホテルに改装されたChapelle de la Charité (礼拝堂)
で1980年6-9月の間、開催された際のエキシビションポスター。












1971年にトゥールーズ・ロートレック美術館で行われたアレクサンダー・カルダーの作品展。6月15日から9月15日まで開催されました。

使用されている作品は、のカルダーの”Albi”。



恐らく同じシリーズだと思います。少し小ぶりなサイズで飾りやすいこちらも。
タイトル不明で曖昧ですがデザインの特徴から1960-70年代の作品?だと思います。
WEB掲載中



1981年にマーグ画廊で行われたグランパレ(フランス国立美術館)主催のアレクサンダーカルダーのエキシビションポスター。

魚をモチーフにデザインされたモビールが印象的。



-La Grenouille et la Scie -




アメリカ、オハイオ州コロンバスのPaceギャラリーで1971年に開催された際のもの。







写真立て程の小ぶりな卓上タイプも2点あります。そっと飾りやすいかと。











最後にお勧めしたいヴィンテージモビールがあるのでリンクを貼っておきます。

ワイヤーとウッドプレートで構成され、素材の重厚感とフォルムの軽やかさを合わせ持ち、シックな空間を演出します。

WANT ANTIQUE雑貨サイトにてご確認出来ますので是非ご覧くださいませ!
WEB掲載ページ


それでは本日はこの辺で、

明日も皆様のご来店お待ちしております。



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